風俗には「いじめやパワハラがある」というイメージもあると思います。
映画やドラマの影響もあり実際にいじめがあるのか不安な女の子も多いでしょう。
映画やドラマは多少盛っているとはいえ、風俗でいじめはあります。
ただし、いじめは風俗業界だけではなく「差別意識や競争心など、職場での人間関係が複雑に絡み合う場所」では起こり得ることです。もし「いじめの原因や対策を知りたい!」「いじめのない風俗で働きたい」「いじめられる自分を変えたい」というかたはぜひ読み進めてみてくださいね♪
2023.06.09
目次
風俗には「いじめやパワハラがある」というイメージもあると思います。
映画やドラマの影響もあり実際にいじめがあるのか不安な女の子も多いでしょう。
映画やドラマは多少盛っているとはいえ、風俗でいじめはあります。
ただし、いじめは風俗業界だけではなく「差別意識や競争心など、職場での人間関係が複雑に絡み合う場所」では起こり得ることです。もし「いじめの原因や対策を知りたい!」「いじめのない風俗で働きたい」「いじめられる自分を変えたい」というかたはぜひ読み進めてみてくださいね♪
風俗業界でのいじめは女の子同士のものだけではありません。
ここではいじめを大きく3つにわけて解説していきます。
ケースとしては少ないのですが、スタッフさんからのいじめはパワハラ気質なことがほとんど。
女の子の管理を任されている管理職が職権乱用しちゃうんです。
過度な指導は、風俗の仕事には厳しい指導が必要という勘違いから生じることがあります。
「お店のために」「女の子のために」という仕事意識も関係しています。
しかし、それが一線を越え、個人の尊厳を踏みにじるような形になると立派ないじめです。
さらに経験が長いスタッフさんの中にはプライドが高くなりすぎた人もいて「俺の言うことが聞けないのか!」というスタンスで目をつけられ、いじめに発展することもあります。
また、風俗業界では人気ランキングが明示されることがあり、この結果による焦りから、いじめやパワハラが生じることがあります。
一部の店舗ではお客さんのアンケートや指名数をもとにランキングを作成するので「自分のペースでそこそこ稼げれば良い」と思っている女の子にとっては弊害と言えるシステムでしょう。
仲の良いスタッフからの「いじり」がいじめに発展するケースもあります。
例えば最初は「そろそろ痩せよっか」などの「いじり」程度だったのが「デブ」という言葉に変わってきたり。女の子とスタッフさんの距離感が近くなりすぎるとこういったことが起きます。
接客したお客さんから執着されることでいじめが起きます。例えば、あることないことお店にクレームを入れられたり、インターネット上で誹謗中傷してきたりします。(店の名前と源氏名で叩いてくるので、本名や出身などは絶対に教えないでください)
とくに悪質なお客さんになると、わざわざ指名して呼びつけ、ぐじぐじと文句を言ってくる人も。この場合は、お店に相談して即出禁にしてしまいましょう。
ただ、そのような目にあってもマイナスに捉える必要はありません。クレーマー気質のお客様は何の仕事をしていてもいますし、相手は誰でも良いことがほとんどです。
風俗嬢同士のいじめは陰湿なものが多いです。挨拶をしても、挨拶を返してくれない。話に入れてあげない。その子がお仕事に行っているときに悪口を言うなど。
この行為がエスカレートすると以下のような悪質なものに発展するので注意が必要です。
さらに、特に風俗業界に見られるのが、"出稼ぎ"と呼ばれる遠方から来た女性に対する差別やいじめです。地元の女性と"出稼ぎ"の女性との間には、人間関係や働き方についての考え方の違いでいじめがおきることがあります。
いじめる人というのは、何を基準にいじめを行うのでしょうか?ここではいじめの原因になりやすい事案を解説します。
人気がない女の子をいじめる人気がない女の子は容姿をからかわれたり、スタッフさんからいじられる可能性があります。言い返さないと思われているのか、弱いものいじめのような構図です。
妬みランキング上位などの人気の女の子が標的になりやすいです。出勤すると予約で全部埋まってしまうような女の子は、「本番してる」「指名料を自分で払っている」「整形」「店長と付き合っている」など見に覚えのない噂を流されるケースもあります。
お客さんとのトラブル以前に接客したお客さんが「本番したいのにできなかった」「連絡先を聞いても教えてくれなかった」などで逆恨みして攻撃してくるケースもあります。
また、連絡先を交換したことがきっかけで距離感がわからなくなり、ガチ恋やネットでのいじめや誹謗中傷に走る可能性もあります。いじめ以上の大きなトラブルにならないよう特に注意しましょう。
差別意識自分たちとファションや趣味が違ったり、自分たちの仲間とつるまなかったときに仲間外れにしようとします。
マウントお局様(ベテランさん)などキャリアが長い女の子が先輩というだけで偉そうにするのもこれに当たります。スタッフさんもペコペコしているケースもあり、お局様に旅行のお土産を差し入れしているのを見たときはドン引きでした。
新人いじめ新人のときにチヤホヤされて人気者だった女の子が、新しく入った新人にいじめを行うケースがあります。「挨拶しなかった」「態度が大きい」など客観的な事実が掴みづらいことが多く、注意が必要です。
風俗業界におけるいじめ問題やハラスメント対策は、現在でも真剣に取り組まれています。
ここでは、いじめを防ぐための風俗店や風俗業界の取り組みについて詳しく説明します。
管理職や、さらに上の役職のかたは女の子やスタッフさんの人間関係をとてもよく見ています。
具体的にはスタッフや管理職との面談や会議、研修や指導を行うことでいじめやパワハラの予防に取り組んでいます。
店内の相談窓口スタッフさんの一部や管理職の人は定期的に現場の声を聞いてくれたり、連絡先(LINEが多い)を交換したり、いじめに遭遇した時やトラブルがおきたときに気軽に相談できるように配慮してくれています。
いじめやハラスメントから守る法律・業界の相談窓口細かい説明は省きますが、ハラスメントやいじめは労働契約法などの法律に抵触します。違反者には罰則が科せられ、法的に保護されています。
労働契約法第5条では、"使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする"とあります。
パワハラやいじめは労働者の安全を害する行為であると見なされるため、この規定に反する可能性があります。
出典:厚生労働省労働契約法第5条ただし、労働契約法は使用者(雇用主)への責任追及です。風俗嬢は雇われているのではなく個人事業主のケースもあるため、その場合は、いじめを行った相手には以下のような刑罰が課せられます。
「生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者は、三年以下の懲役に処する。」
出典:文部科学省いじめが接触する可能性がある刑罰法規の例についていじめた側が法律で罰せられるほどの事案は、ほとんど起きませんが「法律やお店に守られている」ということを知ってもらえたらと思います♪
また、いじめに限らず有名な相談窓口は風テラスさんです♪ヤラセーヌと関連はありませんが、業界全体をもっと良くするために活動している人はたくさんいるのでぜひ知ってくださいね♪
風俗業界では、時折パワハラやいじめ問題が浮上します。しかし、自分でできる範囲でいじめに対してたいさくすることは可能です。ここでは、いじめに対する具体的な対策をご紹介します。
まず、いじめがただの誤解なのではないかを把握することが重要です。特定の人から不適切な言動を受けている場合、その内容と状況を客観的に把握します。これは後に管理職の人へ相談する時にも証拠になります。
いじめを受けている場合、一人で抱え込まずに信頼できる人に相談することが大切です。それが他の女の子であれ店長であれ、第三者の視点で状況を理解し、適切な対処法を一緒に考えることができます。
ただ、「この人に相談して良いのかな?」と遠慮することもあるので、まずは「誰に何を相談して良いか」把握しましょう。
報告や相談が苦手な人は、報告や相談がなんのためになるのか理解していないケースが多いです。報告や相談は、自分のためであるのと同時に他の女の子のためやお店のためでもあります。
管理職やスタッフさんの多くは「報告や相談をしてほしい」と思っているので、みんなのためという意識をもって一肌脱ぐつもりで行いましょう。
前述したように、お客様から嫌がらせを受けた場合はスタッフさんに相談して出禁にしてもらうことができます。また、詳しいスタッフさんだと、SNSやネットでの誹謗中傷の書き込みを消す方法を知っている人もいます。
自分自身を守るために、コミュニケーションスキルを身につけることも一つの方法です。自分の意見や権利の主張を適切に表現できるようになります。
また、誰とでも仲良くなる必要はありませんが、最低限の挨拶や「ありがとう」という感謝の言葉「すみません」とう謝罪の言葉は自然に言えるようになりましょう。
緊張しているからといってペコッと頭を下げるだけだったり、感謝は感じてるけど上手く言葉にできなかったりしたときに相手がどう感じるかは相手次第です。多少オーバーであってもしっかり行いましょう。
具体的なコミュニケーションスキルは以下のようなスキルです♪
エンパシーを持つ他人の立場や感情を理解する能力です。自分の視点だけでなく、他人の視点から物事を見ることで、対人関係における摩擦を減らすことができます。
明確なコミュニケーション自分の意見や要望を明確に伝えるスキルも重要です。曖昧な表現や無言の期待は、自分に対する勘違いや誤解を引き起こす可能性があります。具体的で明確なコミュニケーションで、これらのすれ違いを未然に防ぐことができます。
他人が話しているときに注意深く聞くことで、相手の気持ちや意見を理解することができます。また、相手の話を適切に理解し反応することで、自分に敵意がないことや相手に対する尊重の意を示すことができます。
ポジティブな態度で人と接することは、人間関係を良好に保つ上で有効です。自分もよく思われて、周りを元気づけるような良い影響を与えます。この特徴は売れている風俗嬢に多い特徴ですね♪
風俗でコミュニケーションスキルを磨けば接客、職場、なにより将来のためになります。お金を稼ぎながらコミュ力も磨けるなんて最高ですよね!(というモチベでやってました)。
コミュニケーションに自身がないかたや接客中のトーク力を磨きたい方はこちらの記事もごらんください♡
個人的におすすめなのが、お店に報告したうえで、スパッと辞めることです。もちろん前述したように自分ができることはあるのですが、それはまた別のお話。
断言しますが、いじめはいじめられる側に「原因」や「問題」があるのではなく、環境(人間関係や意識)や構造(お店のシステムや管理体制)に問題があります。
そのため、いじめてくる相手の変化を期待してはいけません。
そもそも、ほとんどの風俗で働く女の子の目的は高収入を得ることだと思います。
極端な話、最低限の社交辞令と人間関係だけつくって「ぼっち」になるのもアリです。
風俗嬢同士のいじめは、業種によってはまったく起きない場合もあります。いじめのない業種で働けばいじめの原因を無くすことができるのでおすすめですよ♪ここからは、いじめがないお店や働き方を解説します。
ランキングで競わないお店で働く風俗店の中にはホームページなどで在籍女の子のランキングを採用しているケースも多いですが、ランキング制度がなく女の子同士が競わないお店もあります。
主にピンサロ、オナクラ、メンズエステ、などのソフト風俗はその傾向があります。ソフト風俗についてはこちらの記事をごらんください。
高級店で働く高級店は働く女の子の品も高く、女の子それぞれにお客さんがしっかりついているのでランキングで競ったりお客様の取り合いは少ない傾向です。具体的にはソープやデリヘル、ホテヘルなどの高級店があげられます。高級店の採用基準についてはこちら♪
個室待機のお店で働くそもそも他人との交流がすくなければいじめは起きません。具体的にはマンション待機のメンズエステが断然オススメ!他の女の子と会ったことがない女の子がほとんどですよ!メンズエステについてはこちらからご確認ください。
他には自宅待機も可能なデリヘル、部屋待機のソープ、待機室に仕切りをつけたホテヘルなどです。デリヘルに限らず、性感エステなど派遣型の業種は自宅待機可能なこともあるので事前に確認すると良いでしょう。
また、セクキャバ、ピンサロはお店が暇であればブース待機(半個室待機)も可能な場合があるので、それとなく確認できるとベストです♪
アットホームなお店で働く求人でもよく「アットホームなお店」という表現がありますが風俗でもアットホームなお店はあります!具体的にはピンサロ、セクキャバ、などの集団待機かつ、店舗型のお店です。
店舗型なのでスタッフさんが店内にいます。全体の雰囲気が悪かったら間に入ってくれたり「ちょっと休憩してくる?」などみんなが働きやすいように気にかけてくれますよ♪
ただ、アットホームかどうかは実際に面接や体験入店してみないと見えない部分なので、どの業種であっても本当に環境面を知りたければ体験入店をオススメします♪
「店舗型」というを初めて聞いたかた・風俗バイト、体験入店が未経験のかたはこちらの記事もおよみください♪
忙しいお店で働く風俗店では暇な時間が長くなると、どんどん雰囲気が重くなって女の子たちのストレスもたまります。その状態のまま長時間待機は考えただけでもゾッとしますよね。。
実際に日給保証(お店が暇でももらえる日給)をもらっていた知り合いの女の子でも「暇に耐えられない」と言って店を辞めたことがあります。
逆に忙しければ、待機場の雰囲気もよくなり、みんなが稼げて人気嬢への妬みもなくなります。実際ほとんどのトラブルの原因は風俗嬢のお茶引きのような気がするんですけどね。。お茶引きについてはこちらの記事をごらんください。
風俗業界でのいじめ問題は、今でも起きておりお店も女の子もだれも得をしない問題です。しかし、正しい知識と対策によって、より安全で安心できる職場環境を築くことは十分可能です。
悩んだら自分一人で抱え込まず、信頼できる人に相談しましょう。相談相手は、友人、お店の女の子、店長など、あなたが信頼できる人であれば誰でも良いです。
最後に、いじめは許されない行為であるという意識が大切です!実はいじめている人といじめられている人の数はほとんど一緒で、関与していない「傍観者」がほとんどなんです。そして傍観者の7割はいじめをよく思っていないというデータも出ています。
なので自分自身がいじめられている場合だけでなく、他人がいじめられている場面に遭遇したときにも、傍観者にならず声を上げるか第三者に報告・相談することでいじめを無くすこともできるのでぜひ覚えておいて下さいね☆
この記事が、風俗で働くすべての女性が安心して働くキッカケになったら嬉しいです♪