膣の締まりについて知っても、「膣の締まりが悪くても気にしない!」「困らないし問題ない」と思う方もいるかもしれません。
しかし、膣のゆるみはパートナーとのセックスや日常生活に支障をきたすこともあるので、気が付いたときにケアを始めることをおすすめします♡
ここからは、膣の締まりが悪くなることで起こり得る問題を4つ解説します。
パートナーがセックスに満足できなくなる
膣の締まりが良いと、締め付ける感覚や膣壁にこすれる感覚で男性は快感を得やすくなります。
一方、膣の締まりが悪いとゆるさを感じ、刺激が少なくて物足りなさを感じやすくなってしまいます><そのため、挿入ではイケないと悩む男性もいますよ。
膣がゆるいと「セックスの相性が悪いのでは?」と思われてしまうこともあるでしょう。不満や悩みを抱えた状態でセックスしても、思う存分楽しめませんよね…。
また、男性だけでなく女性側の感度が下がる原因にもなります。お互いに満たされるセックスを楽しむためにも、膣のゆるみは改善しておきましょう。
尿漏れが起こりやすくなる
膣の締まりが悪いと、ふとした瞬間に尿漏れが起こりやすくなります
尿漏れとは、自分の意志とは関係なく尿が漏れてしまうことです。骨盤底筋は膀胱の筋肉も支えているため、骨盤底筋が低下していると腹圧がかかったときに尿漏れしやすくなります。
例えば、くしゃみをしたときや急に立ち上がったとき、物を持ち上げたときや笑ったときなど、ちょっとした衝撃で起こることが多いです。
排尿中に尿を止めようとしても止められない場合は、骨盤底筋が弱っているかもしれません。
尿漏れは高齢の方がなるイメージを持たれがちですが、若くても骨盤底筋が低下していれば誰にでも起こる可能性があるんです><
膣内に水や空気が入りやすくなる
膣の締まりが悪いと、膣内に水や空気が入りやすくなります。
膣圧が高ければ入浴中に膣内に水やお湯が入ることはほとんどありません。しかし、膣の締まりが悪いと水やお湯が入りやすく、入浴後に膣内から水やお湯が出てきてしまいます。
また、水やお湯だけでなく空気が入ることも!膣内に空気が入ると、体勢を変えたときやセックス中に「膣なら(膣から空気が抜けるおならのような音)」が出て/p>
膣内から水やお湯が出てきたら不快感を覚えるほか、セックス中に膣ならをしてしまったら恥ずかしさ・気まずさで集中できなくなるかもしれません><
骨盤臓器脱リスクが高まる
膣圧が低下すると、骨盤臓器脱のリスクが高まります。骨盤臓器脱とは、膣口から子宮や膀胱などの臓器が脱出した状態です。「子宮脱」「性器脱」と呼ばれることもあります。
骨盤底筋の低下によって起こりやすく、高齢者や出産経験がある方に多く見られる症状です。少しずつ臓器が下垂することで違和感や出血が起こります。
症状が現れた場合は、器具の装着や手術で治療できるため、違和感があれば産婦人科や泌尿器科を受診しましょう!
命に関わる病気ではないものの、排尿困難やセックスでの不快感など生活に支障をきたすこともあります。予防のために普段から骨盤底筋を鍛えておくと安心です☆