膣の締まりとは?膣圧が低下する原因と影響・締まりを良くする方法も

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膣の締まりとは?膣圧が低下する原因と影響・締まりを良くする方法も

2023.10.19

膣の締まりを気にする女性

「膣の締まりが悪い」という言葉を耳にしたことがあるものの、具体的にどういう意味なのか、どのような弊害があるのか分かっていない方も多いのではないでしょうか?

膣の締まりが悪いことで起こり得る問題にはさまざまありますが、パートナーがいる女性の場合、セックスの満足度が互いに下がる可能性がある点に注意が必要です><

膣の締まりが気になっている方は、膣の締まりが悪くなる原因を理解して膣圧を上げるトレーニングを取り入れてみましょう♪

今回は、「膣圧が低下する原因と影響」「締まりを良くする方法」などを詳しく説明するので、チェックしてみてくださいね♡

そもそも「膣」や「膣の締まり」って何?

「膣」とは、女性生殖器の膣口から膣の上端までの部分です!

一般的に7~9cm程度の長さがあり、筋肉で構成されているため伸縮性があります。膣内部にはヒダがあり、セックスや出産時に伸縮するのが特徴です。

膣の締まりとは、膣内の圧力で「膣圧」とも呼ばれます。男性が言う「締まりが良い」とは、膣圧が高くて締め付け具合が良い状態です♪

膣の締まりが悪かったとしても、特に支障がなければ気づかないことも。中には、セックス中に男性から「ゆるい」「締まりが悪いね」と言われてショックを受ける方もいます><

膣の締まりが良いことのメリット

膣の締まりが良いことの主なメリットは、次の2つです♪

●セックスで男性が感じやすくなる

膣の締まりが良いほど男性は挿入時の快感を得やすいと言われています。締まりが良くて気持ち良いと感じる膣は、「名器」と呼ばれることもあり、男性を虜にできちゃいますよ♡

●経血をコントロールしやすくなる

経血コントロールとは、生理中の経血をトイレで出すことです。本来は女性に備わっている力ですが、生理用品の機能性や快適性が高まったこともあり、低下している女性が多く見られます。経血の排出をある程度コントロールできるようになると、ナプキンの交換回数を減らせたり整理中の不快感を軽減できたりするので快適です♪最近ではフェムテックやフェムケアへの関心も高まっており、生理など女性特有の悩みを解決するアイテムもたくさんありますよ。

膣の締まりの良さは、男性が喜ぶだけでなく女性にもメリットが大きいと言えるでしょう。

膣の締まりが悪くなる5つの原因

膣の締まりが悪くなる原因は、加齢や生活習慣など、さまざまな理由による膣圧の低下です。膣圧が低くなる原因は人によって違うので、まずはどのような原因が考えられるのか知っておきましょう♪

ここでは、膣の締まりが悪くなる原因を詳しく解説します!

原因(1)加齢

加齢による性器周辺の筋肉のゆるみは、膣の締まりが悪くなる原因の1つです><

年齢を重ねるにつれて、膣や肛門などを支える骨盤底筋が弱くなります。骨盤底筋の弾力に影響する女性ホルモンの1つであるエストロゲンは、加齢とともに減少することが特徴です。

身体全体の筋力と同様に、少しずつ骨盤底筋が低下することも知っておきましょう!

原因(2)出産

出産を経験した女性は、分娩時に膣と骨盤底筋が伸びたことで膣の締まりが悪くなっている場合があります。

出産時に会陰切開や会陰部分の裂傷があった場合、筋肉の損傷が大きければ膣のゆるみが続きやすくなるかもしれません><

ただし、赤ちゃんを出産するために必要な筋肉の収縮や適切な処置であり、ネガティブに捉えるのはNGです!

出産は膣の締まりが悪くなる原因の1つではあるものの、人間本来の回復力や産後のケアにより膣のゆるみはもちろん改善できますよ☆

原因(3)肥満

明らかな体重オーバーや肥満体型は、膣がゆるむ原因の1つです。

体重が重いと腹圧が強くなり、骨盤底筋に負担がかかります。筋肉の弛緩と緊張のバランスが悪くなることで、膣の締まりが悪くなることもあるでしょう。

肥満が原因で膣がゆるい状態になっている方は、食事内容や日常生活を見直して骨盤底筋へのストレスを軽減することが大切です♪

原因(4)運動不足

運動不足が膣の締まりを悪くすることもあります><

筋肉は使わなければ衰えてしまうため、骨盤底筋の働きを保つには適度な運動が必要です。

特にデスクワークや立ち仕事など同じ姿勢が続く仕事をしている方は、膣の締まりに影響する筋肉が弱っている可能性があります。

日常生活ではなかなか動かせない筋肉もあるため、膣の締まりを良くすることを意識した運動を取り入れましょう☆

原因(5)悪い姿勢

姿勢の悪さは、筋肉の弛緩と緊張のバランスに悪影響となり膣の締まりが悪くなる可能性があります。

特に猫背は骨盤底筋に負担がかかりやすく、筋力が低下しやすい姿勢です。膣のゆるみだけでなく、下腹が出たりボディラインが崩れたりといったデメリットもあります><

また、筋肉のバランスが崩れる立ち方や座り方も避けましょう。骨盤の位置が不自然になりやすい高いヒールを履くことが多い方も注意が必要です!

膣の締まりが悪くなることで起こり得る問題

膣の締まりについて知っても、「膣の締まりが悪くても気にしない!」「困らないし問題ない」と思う方もいるかもしれません。

しかし、膣のゆるみはパートナーとのセックスや日常生活に支障をきたすこともあるので、気が付いたときにケアを始めることをおすすめします♡

ここからは、膣の締まりが悪くなることで起こり得る問題を4つ解説します。

パートナーがセックスに満足できなくなる

膣の締まりが良いと、締め付ける感覚や膣壁にこすれる感覚で男性は快感を得やすくなります。

一方、膣の締まりが悪いとゆるさを感じ、刺激が少なくて物足りなさを感じやすくなってしまいます><そのため、挿入ではイケないと悩む男性もいますよ。

膣がゆるいと「セックスの相性が悪いのでは?」と思われてしまうこともあるでしょう。不満や悩みを抱えた状態でセックスしても、思う存分楽しめませんよね…。

また、男性だけでなく女性側の感度が下がる原因にもなります。お互いに満たされるセックスを楽しむためにも、膣のゆるみは改善しておきましょう。

尿漏れが起こりやすくなる

膣の締まりが悪いと、ふとした瞬間に尿漏れが起こりやすくなります

尿漏れとは、自分の意志とは関係なく尿が漏れてしまうことです。骨盤底筋は膀胱の筋肉も支えているため、骨盤底筋が低下していると腹圧がかかったときに尿漏れしやすくなります。

例えば、くしゃみをしたときや急に立ち上がったとき、物を持ち上げたときや笑ったときなど、ちょっとした衝撃で起こることが多いです。

排尿中に尿を止めようとしても止められない場合は、骨盤底筋が弱っているかもしれません。

尿漏れは高齢の方がなるイメージを持たれがちですが、若くても骨盤底筋が低下していれば誰にでも起こる可能性があるんです><

膣内に水や空気が入りやすくなる

膣の締まりが悪いと、膣内に水や空気が入りやすくなります。

膣圧が高ければ入浴中に膣内に水やお湯が入ることはほとんどありません。しかし、膣の締まりが悪いと水やお湯が入りやすく、入浴後に膣内から水やお湯が出てきてしまいます。

また、水やお湯だけでなく空気が入ることも!膣内に空気が入ると、体勢を変えたときやセックス中に「膣なら(膣から空気が抜けるおならのような音)」が出て/p>

膣内から水やお湯が出てきたら不快感を覚えるほか、セックス中に膣ならをしてしまったら恥ずかしさ・気まずさで集中できなくなるかもしれません><

骨盤臓器脱リスクが高まる

膣圧が低下すると、骨盤臓器脱のリスクが高まります。骨盤臓器脱とは、膣口から子宮や膀胱などの臓器が脱出した状態です。「子宮脱」「性器脱」と呼ばれることもあります。

骨盤底筋の低下によって起こりやすく、高齢者や出産経験がある方に多く見られる症状です。少しずつ臓器が下垂することで違和感や出血が起こります。

症状が現れた場合は、器具の装着や手術で治療できるため、違和感があれば産婦人科や泌尿器科を受診しましょう!

命に関わる病気ではないものの、排尿困難やセックスでの不快感など生活に支障をきたすこともあります。予防のために普段から骨盤底筋を鍛えておくと安心です☆

膣の締まりをチェックする方法

膣の締まりが悪くなる原因やさまざまなデメリットを知ると、「自分は大丈夫かな」「もしかしてゆるいかも……」と不安になりますよね><

膣の締まりをチェックする方法があるので、気になる方は確かめてみましょう!

ここからは、膣の締まりをチェックする方法を2つ紹介します♡

●自分の指を使ってチェックする

膣の締まり具合をセルフチェックする場合は、次の手順で実施しましょう。

1.手や指先、膣周辺を洗って清潔にする
 
2.体育座りの状態で人差し指と中指の第二関節までを膣内に挿入する
 
3.膣内に挿入したままで指を軽く開く
 
4.膣に力を入れて膣圧をチェックする

スムーズに指を挿入できない場合は、ローションを使うのがおすすめです!

膣に力を入れて指に感じる抵抗の具合によって膣圧をチェックできます。膣内の収縮が感じられない場合は、膣の締まりが悪いかもしれません><

●クリニックの膣圧測定器を用いてチェックする

美容外科や美容婦人科などのクリニックでは、膣圧測定器を用いて膣の締まり具合をチェックできます。

膣圧測定器を用いたチェックの手順は、次の通りです。

1.膣内に測定器を挿入する
 
2.いきんだり力を抜いたりして1分程度測定する
 
3.医師から測定結果の説明を受ける

クリニックなら専用機器で測定して膣圧を数値化できるため、セルフチェックよりも正確に判断できます。

正確かつ客観的な結果が知りたい場合は、クリニックでチェックしてもらいましょう♪

膣の締まりを良くするための方法3選

膣の締まりを良くするには、「施術や手術を受ける」「骨盤底筋トレーニングをする」「有酸素運動をする」の3つの方法があります。

トレーニングや有酸素運動なら空き時間に手軽にできるので、膣の締まりが気になっている方は早速始めてみましょう♪

ここでは、膣の締まりを良くする3つの方法について詳しく解説します♡

注入施術または手術を受ける

美容婦人科などのクリニックでは、膣の締まりを良くする婦人科形成(名器形成)のメニューを提供しています。

注入施術は、「膣内ヒアルロン酸注入」「パールフィラー注入」の2種類です。

それぞれの特徴をチェックしておきましょう♡

膣内ヒアルロン酸注入・ヒアルロン酸を膣内に注入する
・膣内を膨らませることで膣圧を高める効果が期待できる
・体内に吸収されるため徐々に効果は薄れていく
パールフィラー注入・パールフィラーを膣内に注入する
・膣内にコラーゲンの膜が形成されることで膣圧を高める効果が期待できる
・体内に吸収されず効果が半永久的に続く

どちらの方法も痛みやダウンタイムがほとんどなく、気軽に受けられる施術です。パールフィラーは体内に吸収されないため、元の状態に戻したい場合は取り出す施術が必要となります。

手術の方法は、「膣縮小手術」が一般的です。膣縮小手術の流れをチェックしておきましょう。

1膣口の下の部分を切開する
2膣内を狭くするように縫合する

縫合は体内に吸収される吸収糸が使われるため、手術痕も残りません。ただし、今後出産の予定がある方には不向きなので、他の方法を検討しましょう。

膣縮小手術にはダウンタイムとリスクがあります。

ダウンタイム・手術後は24時間のガーゼパッキングが必要
・シャワーは翌日からOK
・入浴と激しい運動は2週間後からOK
・セックスは4週間後からOK
リスク・感染・痛み・出血
・直腸損傷など

手術にはリスクが伴うため、信頼できるクリニックを選択し、手術方法やリスクについて必ず確認した上で手術を受けましょう♡

骨盤底筋トレーニング(膣トレ)をする

膣の締まりを良くするには、骨盤底筋トレーニングが効果的です。

膣の締まりには骨盤底筋の働きが重要となるため、普段から意識的に筋肉を鍛えましょう。

骨盤底筋トレーニングは、道具を使わなくてもできて短時間で取り組めるのも魅力です。起床後や就寝前に布団の中でトレーニングをしたり、通勤通学の時間帯に鍛えたり、トレーニングを習慣化しましょう。

膣の締まりを良くするだけでなく、ヒップアップや姿勢の改善、濡れにくい体質の改善などの効果が期待できます♪

骨盤底筋トレーニング(膣トレ)について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてくださいね♡

有酸素運動をする

膣の締まりを良くしたい方には、有酸素運動もおすすめですよ♡

有酸素運動とは、筋肉への負荷が軽くて長く続けやすい運動のこと!体脂肪の分解に多くの酸素が使われることから、有酸素運動と呼ばれることが特徴です。

有酸素運動の具体例
  • ウォーキング
  • ジョギング
  • サイクリング
  • エアロビクスダンス
  • 水泳

有酸素運動は全身運動が多く、膣圧のサポートにも効果が期待できます。骨盤底筋トレーニングと組み合わせるとより効果的です!

デスクワークが多い方や日頃運動する機会がない方にとっては、特におすすめの方法ですよ♪

まとめ

友人たちと膣の締まりについて話題になることはほとんどないので、人知れず悩んでいる女性は少なくありません。膣の締まりが良いとセックスで男性に喜ばれやすく、女性自身も経血をコントロールできるなどのメリットがあります。

膣の締まりが悪くなる原因は、加齢や出産、運動不足や悪い姿勢などさまざまです。膣の締まりが気になっている方は、セルフチェックをしたりクリニックで膣圧測定をしてもらったりできます。

膣の締まりを良くする方法には、骨盤底筋トレーニングやクリニックでの施術などがあるため、自分に合った方法で悩み解決を目指しましょう☆